ウォーターサーバーを選ぶ際には価格や便利機能などを見る方が多いと思いますが、常温水を給水できるかどうかも重要なポイントとなります。
常温水機能のついているサーバーが人気なのはなぜか、そして常温機能のあるおすすめサーバー情報をまとめました。
常温水が飲めるおすすめのウォーターサーバー
ウォーターサーバーを使っている方の中には、わざわざ冷水と温水を混ぜて常温水を作って飲んでいる方もいるようです。
ボタンひとつで常温水を飲むことができる、便利なサーバーをご紹介しましょう。
プレミアムウォーター「cado」
プレミアムウォーターのcadoには「弱冷水モード」機能が備わっています。
弱冷水モードにすると冷水の給水口から弱冷水が出るようになり、ボタンひとつで常温水を楽しむことができます。
通常の冷水が8℃であるのに対し、弱冷水モードにすると水が15℃に設定変更されます。
弱冷水モードを解除するまでは15℃の弱冷水が出ますので、冬場は常温水を飲みたい方、常に常温水を飲みたい方などが長期間使うのに便利ですね。
プレミアムウォーターには弱冷水モード以外にも便利機能が備っており、すべてがタッチパネルでのワンタッチ操作が可能です。
再加熱機能、HOTボタンなど便利な機能を簡単操作で利用することができます。
その他にも
- 水の交換がしやすい下置きスタイル
- タンク内を清潔にする加熱クリーンシステム
- エコモード搭載
- 水の交換時期をLEDランプでお知らせ
など嬉しい機能が揃っています。
操作しやすい高機能サーバーを探している方におすすめです。
プレミアムウォーターの詳しい料金感や口コミなども知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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プレミアムウォーター「常温サーバー」
「とにかく手軽に、コンパクトに常温の天然水を利用したい!」
という声にこたえて誕生したウォーターサーバーです。
電気を利用しないので電気代がかからず、エコなのが魅力です。
常温サーバーは約2㎏のコンパクトサイズで、キッチンやリビング、寝室など好きな場所にすぐ設置することができます。
配線の必要がないので、コンセントを気にすることなく、ちょっとしたすき間などにも置くことができますね。
お水は6Lのウォーターパックを使っていて、女性でも簡単に水交換ができます。
気軽にウォーターサーバーを導入したい方におすすめです。
フレシャス「スラット」
スラットには「ノーマル」ボタンがあり、ボタンを押すだけでいつでも常温水が出ます。
冷水、常温水、温水をいつでもすぐに楽しむことができるのが嬉しいですね。
スラットにはエコモード機能があり、省エネのサーバーを探している方におすすめです。
背面の「スリープ」ボタンを押すと、部屋の明るさを感知して自動で省エネモードがオンになるため、
部屋が暗くなる就寝時には温水の温度を下げて電気代を節約してくれます。
エコモードにするとお湯の温度は70℃程度になり、赤ちゃんのミルク作りに最適なので、通常時からエコモードを利用するママさんもいるようです。
その他にも
- 水の交換がしやすい下置きスタイル
- クラッシュボトルでボトル廃棄が簡単
- 再加熱機能
- 使いやすい高さにワイドトレーを配置
など、使いやすさにこだわった機能が揃っています。
毎日ストレスフリーに使えるサーバーをお探しの方におすすめです。
フレシャスのサーバーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご確認ください。
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キララ「スマートサーバー」
キララのスマートサーバーにはエコモードがあり、
通常時には冷水が3~8℃であるのに対し、エコモード時には冷水が10~18℃で常温程度になります。
キララのスマートサーバーが他のサーバーと違う点は、炭酸水が作れる点です。
別売りの炭酸カートリッジを購入すると、自宅で作りたての炭酸水をいつでも楽しむことができるので、健康管理や晩酌のために毎日炭酸水を飲む方におすすめです。
- 定期メンテナンスいらずのオートクリーンシステム
- サーバーの状態がわかるステータスライト
- 再加熱機能
など便利な機能がついており、安全に、衛生的にサーバーを使い続けることができます。
さらにボトルではなく軽量化したウォーターパックを使用しており、使い終わったパックは小さく畳んで捨てることができます。
ほかにはないウォーターサーバーをお探しの方におすすめです。
キララの詳細情報は、こちらの別記事にまとめています。
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サントリー「天然水サーバー」
サントリーの天然水サーバーには、選べる4段階の温度設定があります。
- 通常(冷水)モード 4~9℃
- 弱冷モード 12~15℃
- 通常(温水)モード 85~92℃
- 弱温モード 70~75℃
の4つです。
弱冷モードにするなら常温に近い水を飲むことができますし、節約にもなります。
弱温モードは赤ちゃんのミルクに最適な温度なので、ママさんにもおすすめです。
天然水サーバーの水は7.8Lのウォーターパックがボックスに入った状態で届きます。
他のサーバーは10Lや12Lのボトルを採用していることが多いので、取り付けが比較的簡単です。
弱冷機能以外にも
- 熱水でサーバー内の衛生管理をする「おいしさキーパー機能」
- ボトル内蔵型でスタイリッシュ
- 再加熱機能
など嬉しい機能が揃っています。
サントリーの天然水を長年愛飲している、という方におすすめしたいサーバーです。
健康のためにウォーターサーバーの導入を考えておられる方は多いでしょう。 しかしそれと同時に、 「水質管理がしっかりされて、家族みんなが安心して飲める水を選びたい」 「添加物でなく、自然の健康成分が配合された天然水が飲みたい」 「やっ[…]
ふじざくら命水
ふじざくら命水は、富士山の麓の新鮮でピュアな水を美味しさそのままに届けるメーカーです。
5段階の温度設定が可能なサーバーで、
- 冷水モード 6~10℃
- 弱冷水モード 12~16℃
と切り替えができるので、弱冷水モードにしておくことで常温水を楽しむことができます。
ふじざくら命水は天然水の美味しさにこだわっているメーカーで、
- モンドセレクション優秀品質賞金賞 2017~2019年
- International Taste Institute優秀味覚賞 2016~2018年
を受賞しています。
数々の国内外の賞を受賞しているビール製造会社「富士桜高原麦酒」の材料としても選ばれており、プロも認める味であることがわかります。
「健康によい美味しい水が飲みたい」 「インテリア性の高いサーバーより、使いやすくシンプルでコスパの良いサーバーが良い」 そう考えてウォーターサーバーを探している方には、「ふじざくら命水」がおすすめです。 「美味しい富士山のお水を日本全[…]
富士山の大自然の恵みが詰まったお水には、
- バナジウム
- シリカ
- ナトリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- カリウム
が含まれています。
中でもシリカは皮膚や骨をつくるために不可欠なミネラルで、健康効果が高いと注目されています。
健康のためにウォーターサーバーを始めたいと思っておられる方におすすめです。
シリカの効果については、こちらの記事で解説しています。
最近急激に人気が上昇しているシリカ水は、ペットボトルだけではなくウォーターサーバーでも飲めるようになってきました。 まだまだシリカ水が飲めるウォーターサーバーは少ないのですが、それでもシリカ水を取り入れる業者は増えてきています。 […]
常温水が飲めるウォーターサーバーが人気の理由|こんな人に常温水サーバーがおすすめ!
ウォーターサーバーといえば冷水のイメージがあるかもしれませんが、常温水サーバーが選ばれているのはなぜなのでしょうか?
人気の理由と、どんな人に常温水サーバーがおすすめと言えるのかをまとめました。
ダイエット中の方におすすめ
常温水を適切量飲むことには、ダイエット効果があります。
水分を十分に補給すると血行が良くなるため、代謝が良くなり普段の生活でのカロリー消費量も上がり、ダイエット効果を期待できるのです。
同じ水分でも冷水を飲むと体が冷えてしまいますので、代謝を上げることが難しくなります。
そのため冷水よりも常温水を飲むことが勧められています。
水を飲むことにはデトックス効果があり、体内の老廃物を流し去る働きも期待できます。
老廃物を流し去るということは、体内に溜まる疲労物質も流してくれるので、疲労回復も期待できるでしょう。
代謝を上げることやデトックスを目的に水分補給するならば、1日1.5~2L 程度の水分補給が必要と言われています。
いつでも常温水を飲むことができるウォーターサーバーがあれば、簡単に水分補給ができおすすめです。
お水ダイエットの詳しい方法が知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
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冷え性の方におすすめ
上記でも書いたように、冷水には体を冷やす働きがあるため、冷え性の方が常飲するなら常温水がおすすめです。
朝起きたときに体温より低い温度の常温水を飲むと、体は自らを冷やさないように熱を作ろうとするので、冷え性改善に役立ちます。
この時に冷水を飲んでしまうと胃腸への負担が大きいので、朝起きてすぐに常温水を飲むことができるサーバーがあると便利ですね。
冷え性の方は、寝る前に体が冷えて眠れない、ということがあるかもしれません。
そんな時にも、白湯か常温の水を飲むのがおすすめです。
私達の体は寝ている間に汗をかくので、就寝前に水を飲んだ方が良いと言われています。
就寝前にコップ一杯の水分を摂ることで、寝ている間に脱水症状になるのを防ぐことができます。
冷え性の方が就寝前に冷水を飲むと、さらに体を冷やして眠りに入るのを妨げる原因になるためおすすめできません。
白湯か常温の水で水分補給をすることで、体をリラックスさせて自然に眠りにつくことができます。
胃腸が弱い方におすすめ
常温水ならば、胃腸を刺激することなく水分補給ができます。
胃腸の弱い方が冷水で一日に必要な水分量(1.5~2L)を摂取すると、水分による刺激で胃腸の働きが弱ってしまうでしょう。
消化能力が低くなり、ほかの障害を引き起こすかもしれません。
常温の水には吐き気や胸やけを抑える効果もあります。
お酒を飲みすぎた後、食べ過ぎた後に吐き気・胸やけを感じることがありますね。
吐き気や胸やけの原因は、飲みすぎ・食べ過ぎを解消するために大量に胃酸が出ていることです。
胃腸への刺激が少ない常温水を飲むことで、胃酸を薄めて吐き気や胸やけを抑えることができます。
ちなみに胃腸が弱い方の場合、水の温度だけでなく水の硬度にも注意しましょう。
お水は、含まれるカルシウム・マグネシウムの量により硬度が決まります。
硬度が120mg/L以下のものは軟水、120mg/L以上のものは硬水と呼ばれます。
硬水は栄養が豊富で健康効果があるのですが、胃腸の弱い方にとっては刺激となり、お腹を壊す原因となる場合があります。
日本人は軟水を飲んで育っているため、基本的に軟水のほうが飲みやすくお腹への刺激も少ないのです。
ウォーターサーバーを契約するときには、軟水と硬水どちらを使っているかをチェックしましょう。
薬を服用している方におすすめ
お薬を飲む場合、何と一緒に飲むかで薬の効果が変わってしまいます。
勧められているのは常温水で飲むことであり、冷水やお湯と一緒に飲むことは勧められていません。
お薬は胃・小腸の中で溶けて効果を発揮するのですが、冷水でお薬を飲むとうまく溶けず、吸収されないまま排出されてしまいます。
反対にお湯でお薬を飲むと、一気に飲みづらい、という問題があります。
安心して飲めて、お薬が胃・小腸で溶けだし充分に吸収されるためには、常温の水かぬるま湯が最適なのです。
お薬を飲む時には、水の温度だけでなく量にも注意が必要です。
大抵のお薬は、コップ半分くらい(150~180ml程度)の水と一緒に飲むよう指示されています。
水を多く飲むことで薬が充分に水に溶け、胃腸に接触する表面積も大きくなり、お薬の吸収が充分にされるのです。
下剤などは水の量が少ないと脱水症状を引き起こす可能性もあるので、記載されている量の水とともに飲むよう注意しましょう。
ちなみにお薬を飲むときに、ジュースや牛乳などを使うのはやめましょう。
ジュースには酸が含まれ、薬の吸収を遅くしてしまう可能性があります。
牛乳のカルシウムも、消化管の吸収機能を低下させる恐れがあり薬の服用には適しません。
お薬の服用には常温・適量のお水を使いましょう。
いつものお薬、正しく飲めていますか? 体内に入れば同じであるという考えの方は、大変危険! 今までさまざまな方の健康指導をしてきましたが、お薬の飲み方を理解していない方が多いのが現状です。 薬によって起こる副作用の怖さを知り、正[…]
お料理に使いたい方におすすめ
お米を炊く際・お味噌汁を作る際などお料理の時に良いお水を使うと、口当たりや風味がまろやかになりますよね。
ウォーターサーバーのお水を料理に使う際、常温の水であれば温まる時間も早くなりますので時短になります。
まとめ
常温の水は体内の循環を良くするため冷水よりも健康効果が高く、常温水機能がついたものが人気です。
特に胃腸の弱い方や冷え性の方には常温水サーバーがおすすめです。
常温水サーバーの中でも、電源がいらないものや炭酸水まで作れるものなど、様々な種類があります。
それぞれのサーバーについている常温水機能以外の便利機能をチェックして、賢く常温水サーバーを選びましょう。