ウォーターサーバーはすぐに熱いお湯を出せたり、夏には冷たい水がすぐ飲めるなど一台あるととても便利です。
そのため、ウォーターサーバーの設置を検討している人も多いのではないでしょうか。
ですが、ここで気になるのが「ウォーターサーバーを使ってみたいけれど失敗したくない」ということです。
ウォーターサーバーには契約期間が1~2年あるため、設置してしまうとその期間使わなければ違約金が発生します。
書面やインターネットなどでしっかり比較して選んでも、実際使ってみると、
「使い勝手が悪い…」
「家族に不評」
などの問題が出てくることもあります。
そこで人気が出てきているのが「お試し期間」のあるウォーターサーバーです。
無料でウォーターサーバーを試すことができ、気に入ればそのまま契約できますし、納得できなければお試し期間を終了するだけです。
では、ウォーターサーバーのお試し期間を利用するメリットやデメリット、チェックしておくべき内容、サービスを実施しているメーカーなどをご紹介しましょう。
ウォーターサーバーのお試し期間を利用するメリット
ウォーターサーバーのお試し期間を利用するメリットはたくさんあります。
お試し期間をフル活用することでウォーターサーバーに関する様々なことを把握することができます。
お試し期間を利用するメリットとしては、
- お試し期間内は無料、または格安でウォーターサーバーを使える
- ウォーターサーバーの機能を実際に使って実感することができる
- 実際にどれくらいの水が必要なのか把握することができる
- お水の配送が便利なのか不便なのか、どう対応すればいいのかが分かる
- 電気代やお水代などの月々のランニングコストを把握することができる
- お試し期間なので違約金などのペナルティーは一切かからない
- ウォーターサーバーが本当に必要か確認することができる
- お水の味や飲みやすさなどを確認できる
などが挙げられます。
ウォーターサーバーはメーカーによって性能が違いますし、実際使ってみると「こんなはずでは…」と思うことも出てくるでしょう。
ですが、お試しでウォーターサーバーを使うことで多くのことが確認できるので、利用しない手はありません。
ウォーターサーバーのお試し期間の利用で生じるデメリット
ウォーターサーバーのお試し期間を利用することで得られるメリットはたくさんありましたが、デメリットに感じる部分もあります。
お試し期間中は無料や格安で使えるので良いのですが、メーカーによってはお試し期間内に解約すると違約金が発生する場合があり、きっちり期間内は使いきらなければなりません。
各メーカーでお試し期間が違い、1週間という短いのものもあれば3ヵ月という長期間使えるものもあります。
ですが、長期間お試しできるメーカーで期間内解約の違約金が発生するとなるとお試しの意味がありません。
ですので、お試しサービスを行っているメーカーの利用条件などもしっかり把握しておく必要があります。
ウォーターサーバーのお試し期間で確認しておきたいポイントを整理
ウォーターサーバーのお試し期間は様々ですので、その期間内に何をチェックしたいのかをしっかり把握しておく必要があります。
例えば、ランニングコストを把握したいのであれば1か月きっちり使える方がよいですし、家族の反応や使い勝手だけを見るのであれば1週間で良いでしょう。
もし、「もっとじっくり使ってみたい」「ランニングコストの平均値を知りたい」ということであれば3ヵ月使えるものの方が把握しやすくなります。
このように、知りたい内容によってお試ししたい期間も変わってきますので、これから解説するチェック項目でどこを把握しておきたいのか確認しておきましょう。
ウォーターサーバーの機能や使い勝手の良さはどう?
ウォーターサーバーのお試し期間で必ずチェックしておきたいのが「使い勝手」です。
使っていてストレスになるようでは設置する意味がありませんし、契約期間内に違約金を払って途中解約することにもなりかねません。
使い勝手の良さをチェックする時に、特に注意してほしいのが
- 水の出が少ない、スムーズに出ないなどストレスにならないか
- お水やお湯を出して止める時にすぐに止まってくれるか
- 水ボトルの交換作業は苦にならないか
- 冷水→温水、温水→冷水への切り替えはスムーズか
という4点です。
この4点は必ずチェックしておかなければ、実際契約してから気づいてもストレスが増えるだけですので確認しておきましょう。
提供されている水の味や飲みやすさは?
ウォーターサーバー各社で扱っているお水の種類は違います。
天然水でも硬水や軟水の違いがありますし、採水地によっても味は変わってきます。
お水の味や飲みやすさをチェックする時は自分だけではなく、家族全員が飲みやすいと感じているか、この水ならずっと飲み続けられるのかなどをしっかり確認しましょう。
さらに、お水の味や飲みやすさだけではなく、お湯にすると味が変わる時がありますので、コーヒーやカップ麺、スープなどを作ってみて、違和感を感じないか確認してください。
お水は毎日飲むものですので、少しでも「飲めるのは飲めるけど…」と納得できなければ契約せずに違うメーカーのウォーターサーバーを試した方がいいでしょう。
ウォーターサーバーの音はうるさくない?
ウォーターサーバーを実際に使ってみて「音がうるさい」と感じる人が多くいます。
ウォーターサーバーから発する音と言えば、お水を出した時に水ボトルから「ボコボコ」と聞こえる水の音や、「ウィーン」という機械音です。
特に、小さいお子様や赤ちゃんがいるご家庭はウォーターサーバーの音はしっかりチェックしておきましょう。
ウォーターサーバーの音がうるさいとせっかく寝ていた子供たちも起きてしまう可能性があります。
また、平らでない場所にウォーターサーバーを置くと振動音も出てくるので、設置場所にも注意しましょう。
衛生面や安全性は大丈夫?
お水やお湯は直接口にするものですので、衛生面は必ずチェックしましょう。
本体内部が汚れにくいものか、お湯やお水の注ぎ口や受け皿、水ボトルの差し込みは清潔な状態を保ちやすいかなどを確認する必要があります。
ウォーターサーバーによっては受け皿の汚れを落としにくいものや、お掃除しにくいなどもありますので、自分でできるセルフメンテナンスがしやすいかどうかも確認しておいた方が良いでしょう。
ウォーターサーバー本体は自動クリーニング機能がついていて、なおかつ定期的にメンテナンスをしてくれると衛生面では安心です。
ウォーターサーバーの衛生については、こちらでも特集しています。
清潔なお水にこだわりたい方には、ぜひ契約前にチェックしておいてほしい記事です。
また、安全面では小さなお子様がウォーターサーバーを触っても大丈夫なように、チャイルドロックがあるかどうかも重要です。
子供が触れる位置にチャイルドロックは付いていないか、子供が解除してしまう可能性はないかを確認しましょう。
チャイルドロックはお湯だけではなく、お水側にも付いているものもありますので、どちらの方が良いのかも検討しましょう。
ウォーターサーバー会社の対応は?
ウォーターサーバーを設置すると契約期間があるため、最低でも1~2年はそのメーカーとお付き合いしていくことになります。
宅配方法によってはメーカーの営業マンがお水を配達してくれるところもありますので、しっかり対応してくれるのか、不快に感じることはないか確認しましょう。
また、営業マンが宅配してくれない場合でも、聞きたいことや不具合などの相談をした時の対応を見て不快に感じることはないかチェックしましょう。
電気代やお水代のランニングコストは?
お試し期間で必ず確認しておきたいのがランニングコストです。
お水代や電気代、メンテナンス費用やレンタル代など、毎月かかってくるコストはメーカーによって違います。
家計に負担がかかるようでは使い続けることはできませんので、無理なく毎月支払っていけるかしっかり確認しておきましょう。
ウォーターサーバーを使ってみた家族の反応は?
家族でウォーターサーバーを使う場合は、自分だけの意思で契約してしまうと問題になってしまう可能性があります。
実際にお試しで設置してみて、使い勝手が悪いと感じたり、機能が気に入らないなど家族が不快に思う点はないかきちんと確認する必要があります。
特に、お子様がいるご家庭は子供の意見もしっかり聞いて、家族全員が気持ちよく使えるか確認することが大切です。
お試し期間があるおすすめのウォーターサーバー3選
ウォーターサーバーでお試し期間があるメーカーは色々ありますが、同じような条件のものを試しても意味がありません。
そこで、異なる条件で使用できるウォーターサーバーを3つご紹介します。
それぞれ、お試し条件が違ってきますので、自分の目的に合ったメーカーを選びましょう。
RO水が試せる「クリクラ」はお試し期間1週間
ランニングコストよりも、ウォーターサーバーのサイズや使い勝手、騒音、お水の味などを試したいのであれば1週間もあれば確認できます。
お試し期間1週間を実施しているのは、RO水が飲める「クリクラ」です。
クリクラはお試し期間の途中で解約しても追加支払いなどのペナルティはなく、連絡すればいつでもウォーターサーバーを回収してくれます。
また、クリクラはお試し期間が終了すると一旦回収されるため自動継続にはなりません。
ですので、正式に使いたいとなると新規契約で申し込む必要があります。
クリクラが実施しているお試しキャンペーンは、ガロンボトル(12リットル)1本を無料で使用することができ、サーバーレンタル料や宅配料も一切かかりません。
メモ
実際に契約すると、省エネサーバー以外は初期費用・レンタル料・配送料が無料で、6リットルボトルが1本800円、12リットルボトルが1本1,250円となります。
電気代も月額535円ですので、ランニングコストも抑えることができます。
じっくり1か月試したいなら「富士桜名水」
お水の味や使い勝手以外に、ランニングコストや家族の意見をしっかり把握したいなら1か月は試せるウォーターサーバーが良いでしょう。
そこでおすすめしたいのが「富士桜名水」です。
富士桜名水もお試し期間の途中で解約してもペナルティはありません。
また、お試し期間が終了しても自動継続にはなりませんので、正式に使いたい場合は新規契約が必要になります。
富士桜名水がお試しキャンペーンとして実施しているのが1か月の無料お試しで、サーバーレンタル料はかからずガロンボトル(12リットル)2本(合計24リットル)を無料で使うことができます。
使ったボトルは廃棄できるワンウェイ方式ですので配送の面倒くささもありません。
メモ
本契約の場合は、初期費用は無料ですが、レンタル料667円が月額でかかります。
また、配送料は基本的に無料ですが、東北・関東・甲信越・北陸・東海・近畿以外のエリアは有料となります。
お水代が8リットルで1本900円、12リットルで1本1,200円となっており、電気代は月額約800円ほどかかります。
クリクラと比べるとランニングコストはかかるのですが、おいしい富士山の天然水を産地直送で飲めますので、お水にこだわっている人にはおすすめです。
もっと長く試せる最長お試し期間3ヵ月「ライフスタイルウォーター」
先程解説した確認項目をじっくり見ていきたい人や、家族人数が多いのでランニングコストの平均値を知りたい人は、3ヵ月お試しができるウォーターサーバーがおすすめです。
3ヵ月のお試しキャンペーンを実施しているのが「ライフスタイルウォーター」です。
ライフスタイルウォーターもお試し期間の途中に解約してもペナルティはありません。
しかし、お試し期間終了の「解約申請」をしなければ自動契約になってしまいます。
もし、3ヵ月使ってみて合わなかったと感じたら、解約希望の前月20日までに申請することを覚えておきましょう。
ライフスタイルウォーターの場合、通常なら契約期間内で解約すると9,500円の送料や洗浄料がかかるのですが、3ヵ月のお試しで合わないという理由で解約した場合無料になります。
メモ
本契約になると、初期費用・レンタル料・配送料は無料で、12リットルボトルが1本1,900円となります。
電気代は月額約465円ですので、ランニングコストは抑えられるでしょう。
また、ライフスタイルウォーターはクリーンエアシステムが搭載されているので、タンク内やボトル内は限りなく無菌状態で保つことができるので衛生面でも安心です。
さらに、赤ちゃんがいるご家庭に最適な軟水の天然水を利用していますので、赤ちゃん世帯にはおすすめのウォーターサーバーです。
ウォーターサーバーのお試し制度は失敗しないためにも利用するべき
ウォーターサーバーのお試しキャンペーンは全てのメーカーで実施していることではありません。
ですが、お試しをするということはそれだけ商品に自信があり、お客様のことを考えているからできることなのです。
せっかく打ち出されているお試しキャンペーンを活用しない手はありませんので、ウォーターサーバー選びに失敗しないためにも利用してみましょう。