ウォーターサーバーを設置するかどうか検討の際、気になるのが毎月かかる電気代です。
ウォータサーバーは床置型になると、かなりの大きさがあるので、その大きさから「相当電気代が高いのでは?」と思われている人もたくさんいます。
では、実際にウォーターサーバーの電気代はどれくらいなのでしょうか。
電気代が安い順番にご紹介しようと思ったのですが、ウォーターサーバーはインテリアにもなるため、人気メーカーのものを設置する人がたくさんいます。
そこで、人気メーカーの電気代を比較していきますので、設置の判断基準にしていただければと思います。
ウォーターサーバーの電気代ってどれくらい?省エネタイプとは?
まず、ウォーターサーバーの電気代が大体どれくらいかによって、この先読み進めるかが変わってくるかと思います。
あまりに高ければこの時点で「やめておこう」となりますし、「え?そんなもんなの?」と思えば最後のアドバイスまで読めるでしょう。
ですので、まずはウォーターサーバーの電気代がどれくらいなのか、おおよその電気代をお話しましょう。
ウォーターサーバーの電気代は2つのタイプで全く違います。
省エネタイプと通常のタイプとでは、倍くらいの電気代の差が出るのです。
もちろん、使っている環境によって違ってきますが、省エネタイプで1か月に500円ほどで、通常のタイプでも1か月1,000円ほどです。
電気代が1,000円以下なら基本的に省エネタイプと言われますので、ほとんどのウォーターサーバーが省エネタイプと思って良いでしょう。
この金額が安いか高いか分からないと思いますので、電気ポットと比較してみましょう。
電気ポットも、お水をお湯に沸騰させるので、ウォーターサーバーと似ています。
ウォーターサーバーで一番電力を消費するのは、お湯を温める時ですので使っている感覚としては同じです。
ただし、電気ポットはたった2リットルくらいのお湯を沸かすのに対し、ウォーターサーバーは7リットルや12リットルの大容量のお湯を沸かすことになります。
ですが、かかっている電気代は電気ポットとさほど変わらないのです。
標準的な2.2リットルの電気ポットを1日2回、満タン状態で沸騰させたとします。
その後は保温モードですので電気代はほとんどかかりません。
この状態で、電気ポットの1か月の電気代は約900円です。
ですので、省エネタイプのウォーターサーバーの方が圧倒的に電気代が安いですし、通常タイプのウォーターサーバーでもさほど変わりはありません。
ウォーターサーバーの電気代を徹底比較!床置型と卓上型別一覧
では、ウォーターサーバーの電気代がどれくらいなのか、大よその見当が付いたところで、実際に各メーカーのウォーターサーバーの電気代がどれくらいなのか比較してみましょう。
比較しやすいように消費電力も書いておきますので、参考にしてください。
それでは、床置型と卓上型、それぞれの人気メーカーの電気代を比較していきます。
床置型で人気のウォーターサーバー19社の電気代
左から電気代が安い順です。
メーカー | フレシャス | アクアクララ | うるのん | ネイフィールウォーター | ワンウェイウォーター | 富士おいしい水 | コスモウォーター | アルピナウォーター | 信濃湧水 | ピュアハワイアンウォーター | オーケンウォーター | アクアセレクト | プレミアムウォーター | 富士の湧水 | キララ | ふじざくらの命水 | 富士桜長命水 | クリクラ | サントリー |
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水の種類 | 天然水 | RO水 | 天然水 | 天然水 | 天然水 RO水 |
天然水 | 天然水 | RO水 | 天然水 | RO水 | 天然水 | 天然水 | 天然水 | 天然水 | 天然水 | 天然水 | 天然水 | RO水 | 天然水 |
消費電力 | 冷水80w 温水350w |
冷水105w 温水465w |
冷水90w 温水350w |
冷水85w 温水400w |
冷水85w 温水350w |
冷水85w 温水450w |
冷水85w 温水350w |
冷水95w 温水330w |
冷水95w 温水330w |
冷水95w 温水275w |
冷水80w 温水350w |
冷水95w 温水520w |
冷水80w 温水350w |
冷水145w 温水450w |
冷水80w 温水400w |
冷水145w 温水450w |
冷水125w 温水450w |
冷水73w 温水450w |
冷水100w 温水260w |
電気代 | 約330円 | 約350円 | 約390円 | 約400円 | 約436円 | 約450円 | 約465円 | 約470円 | 約470円 | 約470円 | 約500円 | 約600円 | 約620円 | 約700円 | 約800円 | 約800円 | 約800円 | 約1,000円 | 約1,000円 |
卓上型で人気のウォーターサーバー16社の電気代
では次に、卓上型で人気メーカーのウォーターサーバーの電気代を比較します。
卓上型は床置型よりコンパクトなため、電気代も安いと思われがちですが、意外とそうではありません。
卓上型も床置型も電気代にさほど変わりありません。
それでは、16社のウォーターサーバーを比較してみましょう。
メーカー | うるのん | フレシャス | アクアセレクト | プレミアムウォーター | 富士の湧水 | ワンウェイウォーター | アルピナウォーター | 信濃湧水 | ピュアハワイアンウォーター | ふじざくら命水 | ネイフィールウォーター | 富士桜長命水 | 富士おいしい水 | アクアクララ | クリクラ | オーケンウォーター |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水の種類 | 天然水 | 天然水 | 天然水 | 天然水 | 天然水 | 天然水・RO水 | RO水 | 天然水 | RO水 | 天然水 | 天然水 | 天然水 | 天然水 | RO水 | RO水 | 天然水 |
消費電力 | 冷水90w 温水350w |
冷水100w 温水200w |
冷水95w 温水520w |
冷水80w 温水350w |
冷水145w 温水450w |
冷水85w 温水300w |
冷水95w 温水275w |
冷水95w 温水275w |
冷水95w 温水275w |
冷水130w 温水450w |
冷水85w 温水400w |
冷水115w 温水450w |
冷水85w 温水450w |
冷水105w 温水465w |
冷水75w 温水350w |
冷水100w 温水300w |
電気代 | 約390円 | 約490円 | 約600円 | 約620円 | 約700円 | 約705円 | 約800円 | 約800円 | 約800円 | 約800円 | 約800円 | 約800円 | 約800円 | 約1,000円 | 約1,000円 | 約1,000円 |
ウォータサーバーの電気代を節約することはできるの?
ウォーターサーバーの電気代は「ピンキリ」と言って良いほど、かなりの差がありました。
ですが、ウォーターサーバーにこだわりがあったり、どうしてもこのメーカーのものを使いたいとなった時に、電気代が高いと悩んでしまいます。
そこで、考えられるのは電気代を節約する方法はないのかということです。
ウォーターサーバーの電気節約法がきちんとありますので、電気を節約したいという人は試してみてください。
基本的には省エネタイプのウォーターサーバーは電気代が安い
ウォーターサーバーを選ぶ時に、電気代が気になるなら省エネタイプが良いでしょう。
基本的に省エネタイプは月にかかる電気代が1,000円以下となりますし、安いものだと300円台や400円台のものもあります。
長期的に使うことを考えると、省エネタイプが良いでしょう。
オートクリーン機能が搭載されているサーバーは電気代が高くなる
オートクリーン機能というのは、ウォーターサーバーの内部を殺菌・除菌して、常に清潔な状態にしてくれる機能です。
熱湯を循環させて殺菌・除菌するため、従来のUV除菌タイプや抗菌材タイプより電気代が高くなる傾向があります。
ウォーターサーバーはお水からお湯にする時など、温める時に一番電力を消費するため、熱湯を使うオートクリーン機能が搭載されていると、その分電気代が高くなります。
ですので、少しでも電気代を安くしたいのであれば、オートクリーン機能が搭載されているものではなく、UV除菌タイプや抗菌材タイプにするとよいでしょう。
ウォーターサーバーの鉄則「電源を切らない」を守って
ウォーターサーバーを設置した時に、必ず言われるのが「電源を切らないでください」ということです。
オートクリーン機能が搭載されている場合は、電源を切ることでクリーン機能が停止してしまいます。
するとウォーターサーバー内に雑菌が繁殖し清潔な状態を保てなくなるのです。
また、電源が切れると、再び1からお湯を沸かさなければならないので、その分電気代もかかります。
節電のために待機電力を少しでも減らそうと、色々な機器のコンセントを抜く人がいますが、ウォーターサーバーに限っては、電源を抜くと逆効果になるのでやめましょう。
ウォータサーバーの電気代は意外とお安い
ウォーターサーバーの電気代を色々な角度から解説してきましたが、高いと感じましたか?
実際ウォーターサーバーを使っている人の口コミを見ても、ウォーターサーバーの電気代が高いと感じている人はほとんどいませんでした。
電気代はもちろん安いのですが、それ以上にウォーターサーバーは便利なため、これくらいの電気代なら気にならないのです。
利便性と電気代を天秤にかけると、利便性が勝るのがウォーターサーバーですから、使ってみて損はないでしょう。